鍼灸治療について

袖ケ浦市野里のイトーはり・きゅう整骨院(本院)です。

 

12月に入り冷え込む日も珍しくなくなってきました。

そこで話題になりやすいのが「冷え」です。

 

冷えには、お灸が効果があるのですが…

 

お灸をしたことがない方は、

 

「お灸は熱くないの?」

 

といった疑問です。

まだ鍼灸に恐怖をもったかたが多いと実感します。

ですので今日は、冷えはお灸がいいですよって

お話ではなく

 

はり・きゅうについて色々とお伝えできればと思います。

 

鍼灸は日本で約1500年も前からある歴史的な治療法です。

これにより様々な病気の治療や予防に役立ってました。

鍼灸治療の目標は、苦痛を緩和させ本来人間が持っている自然治癒力を

高めることにあります。

それには、身体を観察したり触れたりすることによって

反応がどの様なところにあるのかを探り、その反応をもとに治療を行います。

 

鍼灸治療の効果の出るメカニズムの詳細は、全て明らかになっていませんが

現代では、臨床と研究が重ねられ、ある程度の作用と仕組みがわかってきています。

肩こりや腰痛のイメージだけでなく

頭痛、風邪、胃や腸の不調、冷え性、下痢や便秘、花粉症、自律神経失調症

婦人科系疾患、脳卒中の半身麻痺、その他諸々に

効果が引き出せると言われています。

 

鍼灸治療を行うことによって

血行が促進されます。鍼灸を施すことにより

血管が拡張されるためです

 

また免疫機能が高まります

これは鍼灸治療によって白血球が増えることが研究でわかったためです

白血球は身体の免疫に非常に関係のある細胞です。

これにより感染症やがんなどにかかりにくい体質づくりにも役立つと言えます。

 

そしてはりですが

はりは髪の毛より細いはりをつかい

管鍼術といい痛みを与えにくい方法を日本では行っているところが多いです。

ですのでさほど痛みはないと言えます。

鍼治療を初めて行った患者さんの殆どの方が

「思ってるほど痛くない」「痛くない」「興ざめ」

といった感想でした。

 

お灸は

もぐさと呼ばれるよもぎを乾燥させたものを燃焼させて

熱で刺激します。

お灸もの大きさも昔みたいにやけどができないように

米粒以下の大きさを燃焼させます。

当院では特殊なシートの上にのせて燃焼させます。

ですので熱つくてやけどができることは殆どありません。

 

現代ではリハビリやスポーツ現場など色々な場所で鍼灸が活用されています。

 

鍼灸治療は昔からある経験医療です。

原因がわからない、医者でなかなか良くならない

といった症状でも鍼灸治療では効果出ることもあります。

 

少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。

 

 

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