【交通事故】自賠責保険と任意保険
自動車やバイクを運転するとき、言わずと知れた自賠責保険は
人身事故の被害者への補償を目的とした強制保険です。
戦後、高度経済成長期に伴って自動車が急増した
昭和30年ごろ交通事故が社会問題化して
交通事故の被害者が最低限の補償を受けられるよう
自動車やバイクを運転する人は全て
自賠責保険に入ることを国が定めた保険です。
それに対して、任意保険は自動車事故で発生するさまざまな損害を補償する保険です。
補償内容は、対人賠償・対物賠償・人身傷害・車両保険など
さまざまな種類があります。
メリットとしては、自賠責保険では保障されない自分の車の損害や、
自分や同乗者のケガなどもカバーできます。
当院での実務的には、自分が加害者であった場合
自身が加入している任意保険の人身傷害を使って
施術することが多いですね!
気になったことですが、
任意保険の加入率を調べたところ、
2021年時点で全国で88.4%です。
各都道府県で変動があり、最も加入率の低い県で79%です。
任意保険は万が一の事故に備える「お守り」みたいなものであり、
ぜひ100%加入率の車社会になって欲しいものです。